いろいろ感想:(・_・)

TRPG関連のいろいろ見たものの感想とか突っ込みとか。



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・GAME JAPAN新刊
 http://hobbyjapan.co.jp/gamejapan/?p=813
 マスタリングに関するTips記事が、かゆいところに手が届いて出色の出来かと思います。

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・R&R新刊
・りゅうたま
 突発で街づくりをした上でシナリオを構成するテクニックが書かれてますが、普通のシナリオの構成の仕方と何も変わらないような気がするのだが(笑)。普通のシナリオの作り方、考え方としてはしっかりできていると思います。フォーマットも提示されてますし。

 関連で、りゅうたま公式サイトの方にサンプルが掲載されてます。
 http://ryu0tama.blog.shinobi.jp/Entry/184/

 しかし、この人、こういうネタ好きやねーっていう感じでした。L&Rのリプレイを見て、いいな、と思った人は、ぜひ見てみると良いと思います。

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・深淵
 テンプレート「戦災孤児」追加。少女なんだけど、絵からすると世の中を生きて渡るために性別を偽ってそうな感じで、銃夢5巻の「お前、女だったのか!!!」というキャラがベタにやれていい感じだと思います。

 深淵の場合、一般人とか、一般人以下の酷い存在とか(笑)をプレイした方が却って面白かったりするんで、こういう比較的ノーマルな感じのテンプレートが増えるのは個人的に歓迎。ネタが色々浮かびますな。

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・TRPGの表紙関連
 http://blog.talerpg.net/rpg/archives/1337
 うーん、どうなんだろう。
 個人的な見解としては、表紙の文法が変わったのはTRPGの遊び方そのものが変わった(変わりつつある?)ことによる影響が少なからずあるんじゃないかなあと思うんですが。

 要するに、ウォーゲームから展開してきたTRPGというのは、ミッションクリア型な遊びで、キャラプレイとか、キャラクター表現というのはおまけ的位置づけだったものが、最近では、どうせテキトーにやってもラスボスが出てきて、一生懸命策を凝らせば楽に勝てはするけれども、テキトーにやっても大体勝てるように保証されている状況では、むしろキャラクタープレイやキャラを見せることが主で、戦闘は見せ場を作るためのフレーバーでしかない、という現状を踏まえたある意味と手も適切な表紙の見せ方であるように思います。

・あんなすごい敵をやっつけるんだ!

 という昔の見せ方に対して

・こんな魅力的なキャラがプレイできるんだ!仲間になろうぜ!

 というような見せ方への変化というか。
 ただ、すでにTRPGをやってる人間からすると、それはそれですんなり入れる気がしますが、TRPGをやってない人を想定した場合には、「TRPG]という言葉を聞いた時に一番興味深くも忌避したい部分をズバリ見せていると、とらえられなくもないかと。

 で、TRPGの発信側が計算してこういう見せ方の変化をしているとしたら、まさに発信側はユーザー側の一部で凄く忌避された「キャラプレイ」というものを、TRPGとして、ゲーム的?に昇華しようと画策し続けてきたのだ、と言っていいのかもしれません。なり茶とか、なりきりとかそういう層をTRPGに引き込みたいとか、そういう戦略があったんでしょうか?

 ちなみに、D&D的表紙としては今ではモンスターハンターなんかがまさにそうだったりしますな。電子ゲームの世界はまだまだミッションクリアゲーという意識が強いんでしょうかねえ?PSUの場合はキャラのファッション色が強くてキャラゲー色を強めようという意思が見えるかも。

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・自由関連
 http://d.hatena.ne.jp/accelerator/20090217/p1

 相変わらず好きやねえって感じですが

>鏡さんの論でも、ルールブックに書いてあることからは自由になることを志向しないのに、GMの意図からばっかり自由になることを求めていて、ルルブの制限であろうとGMがした制限だろうとPCからすれば同等なはずなのに

この辺が認識の相違だと思うんですけど、「自由」と言った場合、その話者は、民主主義とか、合議制とか平等とか、そういう政治的関係をイメージすることが多いように思います。

その場合の政治的関係性というのは

・法(ルール)が絶対である
・GMはPLと同等の権利しか持たない(まあ、責任が重い分比較的権利が強くはなるが)

という認識になるので、ルールによる制約と、GMからの制約はまったく別物と認識される(PLにとって)と思います。

一方、ゴールデンルールとかを前向きに認めてGMの絶対権限を表沙汰に認める独裁的政治関係をイメージしている人にとっては

・GMが絶対である
・ルールは共通認識のため優先して守るべき規約であるが、GMの権限より上位というわけではない

という感じなので

・どっちの制約でもいっしょじゃん

と、認識されるように思います。

個人的にはTRPGなんてごく少人数のコミュニティ上の政治的関係なんて、シナリオによってもどちらに傾けた方がやりやすいかが変わるので、どっちでもどーでもいいんですが、シナリオクラフトとかりゅうたまの場合には、システムで、上の合議制を視覚化してやりやすくしていると思います。



そんなところで
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by namizusi | 2009-02-17 22:32 | TRPG


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