超短いセッションの考え方(3):(・_・)

ラストのまとめというか。



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1.1行プロットでセッションを終わらせる方法
 Aの魔方陣のミッションクリア型のシナリオとか、葛藤提示型のシナリオは1行のシナリオだけでもセッションを遊べるという話を前回書きました。

 葛藤を入れるとPLがグダグダしだすのでセッションが延びて問題だ、というような意見をよく聞くんですが、僕はそれは発想の仕方が反対だと思いますね。

・GMが入れたい展開をいっぱい入れた上で
・さらに葛藤も盛り込む

から、セッションが延びるのであって、じゃあ、葛藤をなくしてGMがやりたいことだけを入れてセッションして楽しいかと言えば、楽しくないわけです。まあ、それでも楽しい人がいるかもしれませんが、僕は楽しくない。はっきり言うけど、全然楽しくないねw。

というわけで、上記の場合なんかは、まずはGMが入れたい展開を全部捨てた上で、葛藤だけシナリオに入れて遊びます。葛藤はそもそもPLが話を膨らませやすいネタですので、たった1行シナリオを書いただけでご飯何杯でもグルグル回して遊べます。

 それはさておき、1行プロットでセッションを成り立たせる方法ですが、4行プロットの起承転結構成ですら無駄無駄余分な情報が多すぎるって状況になりますのでw、シナリオ的には

・たった1行のプロットはセッションのクライマックスの状況を示すものである

という組立にする必要があります。

導入部や、途中の動機付けとか情報収集、事件が終わった後の終わりのまとめは全部PLに考えてもらおうっていう発想です。



シナリオの考え方の基本としてはこの

・クライマックスを1行だけ考える

というところから始めます。次に

・そのネタだけで、どれくらいプレイ時間が持ちそうか

を脳内シミュレートする。
僕の感覚だと、オフセだと1~2時間、オンセだと3時間くらい遊べると思います。

次に、

・実はそのセッションはコンベンションなので、6時間持たせなくちゃならない
・PCがいろいろ事情があって別れて行動しなくちゃならないので最低限ネタが2つ要る

という実際の状況を鑑みて徐々にネタを増やしていきます。

1)最低限必要なネタだけ考えて、時間算出し
2)その後、少しずつ膨らませる

という感じに演繹的に話を膨らませていくのが「超短いセッションの考え方」の基本と思います。

「超短いセッション」では、やりたいことをいっぱい出してから削って絞る余裕って無いので、ネタを本当にたった1行くらい!という厳しい制約で絞りに絞ってから、ほんの少し広げるという考え方に切り替えるのがよろしいかと。

いっぱい出して、そこから絞っていくやり方って、ある程度ネタを削り過ぎるとそもそもの話の構成が破たんして、空中分解してしまうことがあるんですよね。Aのネタを成立させるにはB,C、Dが必要で、Cの成立にはE、Fが必要~という感じに有機的にネタが繋がっていて削れないことがあって、そういう複雑な構成から面白い味が醸し出されたりするんで、それはそれでいいと思うんですけど、オフで1時間でセッションを終わらせようとか、そういう厳しい状況ではその有機的つながりが足かせになって絞り切れないことが多いように思います。

そのやり方の場合は、頑張ってみて2割削れたらいい方かな~と思います。

というわけで、あれこれいっぱい考えたネタは全部うっちゃってスッパリ忘れた上で

たった1行だけ

の、シナリオを考えるところから始めなおす。
余裕があれば、前いろいろ考えたネタの一部をほんのちょっとだけひと匙足す。
セッション中に余裕ができたら、もうひと匙細心の注意を払って足す。

そんな感じだと思います。


以上、そんなところで
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by namizusi | 2009-05-24 15:57 | TRPG


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