深淵の遊び方(8):(-_-)

ネタ記事もそろそろ飽きたので(笑)、
今回は、まじめに深淵のメイン判定に関わる「カード運用」について解説したいと思います。

それはさておき深淵についての情報を探るなら

・竪琴小路
http://www.trpg.net/user/kamiyama/

ここに素晴らしい集約サイトが存在します。
深淵をやってみたいという方は、ぜひ一巡参照されることをお勧めします。
(リンク切れが多いけど(涙))



--



1.参考サイト
 良い記事が昔あったような気がするのですが……見当たりませんな^^;。
 ということで、1から自分で書くとしますか。

--
2.運命カードの概要
 毎シーン手札が6枚まで補充されます。深淵における「シーン」は舞台における「幕」くらいのスケールとお考えください。日にち単位でセッション管理する場合は、1日=1シーンくらいと思っておくと良いかと。GMサン&シナリオによって変わるので、プレイ時にご確認ください。

 手札を使うとPCがヒロイックな活躍をすることができます。1シーン中に最大6回分くらい「ちょっと人並み外れた」活躍が出来ると思ってくださいまし。

 で、深淵の「運命カード」っていろんなところで使えるんですけど、いろんなところで使えすぎて却ってどう使ったらいいかよくわからないというところがありますので、以下に整理しようと思います。

 とりあえず


・PCを活躍させられる
・いろんなところで使える
・使い方はルールを把握してどこでどう使えるか理解しておく必要あり


というものだとご理解ください。

 あと、戦闘に入った場合、結構シビアなんですけど「カードを上手く運用できないと戦闘で弱くなってしまう」という感じに、PCの強さがPLのプレイングに如実に影響を受けるので、戦闘をセッションに盛り込む場合は注意が必要となります。

--
3.運命カードで出来ること
3-1.通常シーンの場合
 エンブリオマシーンでいうところのアドベンチャーパートの場合。戦闘以外の情報収集とか日常シーンとかそんなところで何ができるか?について整理します。

--
<1>色数:判定の達成値にプラスする
 運命カードには1~7(赤札の場合には0~8)の数字(「色数」と呼ぶ)が書かれていますが、この数字だけ達成値にプラスできます。

1)出せるカード枚数制限
 ただし、注意点が必要で

・能力値判定の場合にはカードは1枚しか足せない
・技能判定の場合には技能レベル枚までカードを足せる

ということになります。技能を持った専門家であれば、爆発的な活躍が出来るが、そうでない場合は限りがあるということです。

2)縁故・寿命で代用できる
 PCが若い場合には、達成値上昇はカードを出さなくても寿命・縁故で代用可能ですし、カードを足してそれでも足りない場合は、寿命・縁故を使用してさらに達成値を増やすことが可能です。

 基本的にはカードを使った方が良いのですが、

・このあとで何か真剣にやりたいことがある
・このあと戦闘に突入しそう?

という状況では、カードを温存するという選択もあり得ます。

--
<2>語り部
 夢歩き・運命選択に使います。夢歩きは強制で1枚出さなくてはならないので(その代わり、1枚補充される)、自分のPCのプレイの方向性に合った語り部を取っておくと良いですかね……あまり配慮できませんけど。他のPCとカード交換出来ることがありますが、そういう時に相手に合いそうな語り部・自分に合いそうな語り部というのを合わせて交換する手があります。ただまあ、夢歩き技能が高い魔法系キャラクターでない限り、結局、カードに付いた色数が低いと達成値の関係で出せなかったりするので、あまり考えてもしょうがないかもしれません。その場で内容が合う手札を選ぶしかないですかのう。
 それも運命じゃ、ということで。

--
<3>ダメージ
 最終的に戦闘しそうな場合・魔法使い系キャラが召喚魔法を使いそうな場合には、ダメージを見てカードを回す/温存する判断をするのが良いです。

・戦闘系キャラクターの場合
 攻撃でダメージカードを使うので

 ・貫通ダメージカード
 ・紫の八弦琴/蒼白たる龍王
 ・吸収値を下げるダメージカード/行動値を下げるダメージカード
 ・【演出】で、効果の高いカード

 という辺りが戦闘で切り札となり得るので取っておくとよろしいかと思われます。

・魔法系キャラクターの場合
 魔法の反動で自分自身がカードのダメージを受けるので

 ・ダメージがない/少ないカード
 ・精神力ダメージ

 というカードをためておくといざという時に使えます。

 戦闘系キャラクターと魔法系キャラクターで欲しいカードが違うので、お互い交換し合うとかなり有益です。

--
<4>追加行動
 通常シーン中では使いませんが、戦闘をにらんで、ある程度バリエーションを考えて保持しておくと良いです。

・戦闘系キャラクターの場合
 攻撃/防御/回避/移動
 があると良い感じ。

・魔法系キャラクターの場合
 移動/魔法/回避/防御
 魔法系キャラクターは「応援」して戦闘系キャラクターに手札を渡すのに専念することが多いので、魔法を使わなくても魔法カードを多く持っておくと良いです。

--
<5>星座:運だめし判定
 深淵で運だめし判定する場合は星座を見ます。GMさん次第で星座に対するイメージが違うので、確実にこれが良いというのが言いづらいところがありますが、比較的使えるのは

・通火
 夢占い師の星座。「何かを発見する」という意味がある。

・今回のシナリオに出てくる魔族と同じ星座

という辺りでしょうか。まあ、僕は使うんですけど他のGMさんは全く使わないこともよくあったりするので何とも言えないところですわ。

--
3-2.アクションシーン(戦闘)の場合
--
<1>色数:判定の達成値にプラスする
 基本的にこの使い方は、戦闘中にはお勧めしません。
 というのは、戦闘中は「追加行動」「ダメージ」「相手から食らったダメージで削られる」という感じにカードを使うところがいっぱいあるので、達成値上昇に使うのはかなりもったいないです。魔法系キャラで後衛であまり何もしない、という時には達成値上昇で使う時が稀にありますが、そうじゃないときは、縁故/寿命で達成値上昇は補えますのでそちらで代用することをお勧めします。

--
<2>語り部
 うーん、使わんなあ。というか選んでる余裕はないかと。

--
<3>ダメージ
 通常シーンのときと同じです。重要!

--
<4>追加行動
 通常シーンのときと同じです。超重要!手札がないと、防御も回避も出来ませんぜ?

--
<5>星座:運だめし判定
 正直、使わないね。

--
4.Tips
 カード運用に関係するTips。

<1>カードを回す
 カード系TRPGはどれも同じですが、手札が悪かったら失敗しても良いので悪いカードを出して手札を回すというテクニックが重要です。

<2>手札交換
 他のPLとカード交換もできるので、お互いうまく調整するとよろしいかと。戦闘系キャラと魔法系キャラはカードの役割分担が好対照に分かれるので、協力して融通し合いましょう(敵対してなければ)。

<3>ダメージと貫通
 貫通とダメージカードを組み合わせると格段にダメージアップするので注意。召喚値100以上の相手と戦う場合は貫通2枚ないとほとんどダメージが抜けないので貫通カードは是非獲得しておきたいところです。

<4>休息を取ると手札2枚補充できる
 戦闘中に何もせずに休息を取ると手札2枚補充できるので、手札が少なくなってきたらこれを宣言するのが有効です。

<5>寿命4年払うとカード1枚引ける
 寿命4年は重たいですが、その1枚でギリギリ助かるケースも稀にあったりするので、追い詰められたら1枚カード引きに賭ける手もあり。

<6>フリーアクションで防御/回避ができる
 戦闘中は「フリーアクション」という好きな追加アクションが毎ターン1回出来ますが、手札に1枚も防御/回避がなくても、フリーアクションを使うことで防御/回避ができます。よく忘れがちですが、とても重要です。自分が後手の場合には使用を検討しましょう。
 攻撃するときもフリーアクションで攻撃することが可能です。フリーアクションで魔法を使うとか、移動することも可能。1ターンに複数アクションしたい場合(魔法とか、弓とか)には、フリーアクションを何の追加行動にするかをよく考えて使いましょう。

<7>必殺技名を考えておく(笑)
 カード運用というよりは、縁故の使い方ですが(結果的にカード使用を節約できます)、1個の判定で複数縁故を使って、合計達成値+10とか+15とかやることができます。その時に、複数の縁故全部に関わる演出(セリフ等)が必要になりますので、その場でぐだぐだ考えてると時間がかかるので、あらかじめ「こんなセリフを言いながら攻撃しよう」とか決めておくと戦闘中の演出がスムーズになります。ただ、同じセリフを連呼するのはNGなGMさんが多いので(僕も一応そういうハンドリングをします。めんどくさくなると省略したりしますが)、技名(っていうかセリフ)を複数考えておくとなお良いと思います。



深淵のカード運用は楽しいけど、結構ややこしいので、いろいろ考えて試してみてください。

んじゃまた。
[PR]
by namizusi | 2009-12-13 00:27 | 深淵


<< 「オブジェクト指向シナリオ」と... 「登場判定」の莫大な弊害につい... >>