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アプレンティスシップ・パターンとTRPG:(・_・)

元MTGer的には「アプレンティス・ウィザード」と言ったら「毎ターン無色暗黒の儀式をする爺さん(どこが見習いだ!!!(笑))」であるが

・アプレンティスシップ・パターン THEORY/IN/PRACTICE
 徒弟制度に学ぶ熟練技術者の技と心得
http://www.bk1.jp/product/03293834

これがおもしろげだなあと(まだ読んでないけど)。
まあ、これは「プロフェッショナルになるための学び方とか」とかの話なので、TRPGの場合は、途中のどっかまでで十分ではありますが。



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http://hayabusa39.blog99.fc2.com/blog-entry-65.html
目次だけ見てても、確かにそうだよねーっていう感じで、これをTRPG風に適用してみる。(中身を読んでないので予想で)

1.カップを空にする
1.1.最初の言語
 ?

1.2.白帯
 とりあえず本当に初心者なので、初心者宣言をしてみる。
 初心者のくせにベテランだぜ! とか、要らぬはったりをかましたりしない。

1.3.情熱を放つ
 情熱を持って興味深く、
 どんなシステムでも一度は遊んでみようと意気込んでみる感じ?
 そしてどこかで限界にぶち当たるのだが。

1.4.具体的スキル
1.5.無知をさらけ出す
 TPRGについて、自分が無知なのを認めて、真摯にどうしたらよいか教えを請う。
 例えば
 ・PLのネタを拾ってセッションに盛り込むのはどうすればいいのでしょうか?
 ・アドリブでセッションをぐるぐる回すにはどうすればいいのでしょうか?
 ・ルール的に最低限強いキャラを作るにはどうすればいいのでしょうか?
 ・世界観やルールの解釈について
 etc...

1.6.無知に向き合う
 教えてもらっても身に付かないものがある。

 どうやっても戦闘最適化の考え方がわからない。
 キャラクタープレイによるリアル感情操作がわからない。
 まともに交渉ごとが出来ない。
 情報収集に関する発想力がない。
 「熱血」ってなんだかさっぱり理解できない。
 ストーリーの先読みが出来ない。
 場の空気が読めない。
 ハンドアウトの間の空気が読めない。
 etc...

 どうやっても根本的に理解できないものがあることを認める。

1.7.難しいこと
1.8.得意領域へ撤退
 プレイするキャラクタータイプやプレイスタイル、シナリオ傾向、システム傾向に
 自分として向き/不向きがあることを理解し、自分が出来ることをやる。
 苦手なことは人にやってもらう。
 それで良い、と達観する

2.長い道のりを歩む
2.1.長い道のり
 TRPGは一生ものの遊びである。
 少なくともわしにとっては。(まじか

2.2.芸術より技芸
 どうせTRPGのプレイヤーは物語表現・キャラクター表現の素人でしかないので
 個人レベルのセンスなどあてにせずに
 誰でも意識すればできるようになることを着実に出来るようにする

2.3.持続可能なモチベーション
 結局TRPGをプレイして何が、かけがえようもなく楽しいのか?
 という自分なりのモチベーションを発見する

2.4.情熱を育む
 ただ現状に甘んじるだけでなく、
 より、もっと楽しくプレイするにはどうすればいいかを考える

2.5.自分の地図を描く
 自分のプレイスタイルの行きつく先、目標を明確にする

2.6.肩書きを活用する
 TRPG界上の、
 サークル内の立場とか、
 ネット上の肩書とか、
 職業上の立場とか
 を利用して、楽しめる空間を保持する

2.7.別の道
 TRPG以外の楽しみを見つけることも考える。

3.正確な自己評価
3.1.最低である
 自分がいかにどこら辺が出来てないかをしっかりと自覚する

3.2.良き指導者を見つける
 自分が目指す方向の、目標となる師匠とかデザイナーとかどっかの誰かとか
 とにかく具体的な目標となる人を見つけて、可能なら直接良いなというところを習う

3.3.気の合った者同士
 自分の方向性と気の合う者同士切磋琢磨する

3.4.同席する
 とりあえず何か学べそうな場(セッション)があれば参加してみる

3.5.床を拭く
 目に留まるよう、何か積極的にアクションしてみる。
 サポートキャラをやって、どういうところをフォローすると
 他のPL・GMが快適に遊べるかを追求してみる。

4.永遠の学習
4.1.処理能力を広げる
 今までやったことがなかったことも出来るよう目指して向上して行こうとする

4.2.練習、練習、練習
 同じシステムを何度もやってみる
 同じシナリオを何度もやってみる
 同じキャラクターを何度もやってみる
 同じシチュエーションを何度もやってみる

4.3.壊してよいオモチャ
 別にセッションやシナリオで失敗してもいいじゃん
 失敗しても良い環境を作る
 「お試しセッション」
 少なくともわしらは無数の失敗を積み上げて、
 いまやどんなセッションでも楽しめるようになってるわけだが

4.4.ソースを活用する
 使えるものは使え。
 TRPG以外の使える経験やネタはTRPGにも役に立つ

4.5.自分の仕事を省みる
 今までプレイしてきた自分の軌跡を顧みる
 そして改善、目指す先を見据える

4.6.学びを記録する
 プレイの記録を残す

4.7.学びを共有する
 プレイで学んだことを公開し、他の参加者と共有する

4.8.フィードバック・ループを構築する
 TRPGのPDCAサイクルを作る。
 計画→実行→プレイ結果の評価→改善

4.9.失敗から学ぶ
 失敗したセッションほど、得るものは多い。

5.自分のカリキュラムを作る文
5.1.読書リスト
 TRPG以外のあらゆる知識はTRPGのプレイを豊かにする。
 自分のプレイしたい方向性の知識を充実させる読書・情報習得

5.2.継続した読書
 常に情報を収集し続ける

5.3.古典を学ぶ
 結局D&DにTRPG上必要なすべてのものは、すでにある。
 キミが気が付いてないだけだ。

5.4.徹底的に調べる
 自分のプレイしたい方向性の知識を、他の誰も知らなくても習得する。
 それは他の人が何だかわからなくてもリアリティを醸し出す。

5.5.精通したツール
 いくつかの精通したシステム/シナリオ/キャラクターetc...をものにし
 24時間いついかなる時に「TRPGやりたいんだけど」と言われても
 即座にプレイ出来るよう習熟しておく。
 TRPGの楽しさの醍醐味を即座に引き出せる引き出しを複数構築しておく。



こんなもんかのう。
んじゃま
by namizusi | 2010-10-14 02:11 | TRPG


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