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霊障都市捜査ファイル、読後感想:(・_・)

霊障都市捜査ファイル 罪の街 新宿

とりあえずルールをだーっと眺めてp.22のリプレイを読んだところ。



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1.ルールエンジンは「深淵」だ
 ・寿命潜在点を削ってダイスを振り直す&ブースト
 ・縁故の演出をして達成値上昇
 ・運命
 ・魔族霊障とガチバトル

 という辺りは「深淵」のルールエンジンとほぼ同様になってますので「深淵」を遊んだ人からすると「ああ、いっしょだわ」て感じで、親しみやすいですかね。

 「深淵」と比べると

・事件捜査して犯人を逮捕するという目的が明確
・PC同士協力し合うのが明確
寿命潜在点は、ゴリゴリ使ってもわりとサクッと回復するので気兼ねなくゴリゴリ行ける
・ボードゲームライクでサクッとプレイ出来る感じ

ということで、気軽にサクッと遊べそうかなと。

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2.ほぼボードゲーム
 ほぼボードゲームです。トランプを使います。

 昔「RPGこわい」で、「アステロイド」というボードゲームがキャラクター性が強くて、そこからロールプレイ的なものが発生するというエピソードがありましたが、そんな風に「原点に返った」感じでしょうかねえ。あるいは「クルード」という推理ゲームが、推理する時に演技を交えてやると楽しいんですけど

「実は、俺がやったんです(自首)」

とか燃えるw。

 そんな感じに、キャラクター性や、展開にドラマがあるボードゲームにTRPG的演出を入れると楽しかったりします。大失敗したときの演出に凝るとキャラが立ってみたり。

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3.ロールプレイ(演技)要素
・「縁故」
・「運命」PCの背景設定が決まったり、縁故が出来たり、何か特殊能力が付いたり
・PCの知り合いが犯人になったり犠牲者になったり、その他事件で関わったりする

 という辺りを使う時に、話的に面白い演出を入れても良い(強制ではない)。

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4.戦闘はガチ
 基本的に

・武装した犯人
・霊障(下手すると犯人より強い。ボス級の敵。必ずしも倒さなくても良い……基本は「犯人を捕まえる」なので)

という2つの敵と最終的に対決しますが(霊障とは問答無用で戦闘?)、結構強くて甘く見るとサクッと死ねそうな感じなので、

・戦闘系キャラをある程度入れる
・霊障との戦闘はあきらめて全力で逃げる

……という辺りの方針を決めてパーティー構成を練った方が良さそうです。

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5.説得して自首でも良い
 まあ、基本刑事ものですしねえ。

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6.「霊障」って何でやねん
 深淵をやってる感覚としては、ゲームバランス的にそこで魔族霊障を入れると、ガチバトルのバランスが取れるんだけど、何でそんなものが出てくるのかという解説は無いので、

「何でそこでそんなものが!」

……というネタと思って割り切ってやるのが良いかもしれません。あるいは、プレイする人間が勝手に理由付けをしてみても良いだろうし、マルチメディア展開で小説など出るそうなので、そこでその秘密は明らかになるのかもしらん。……菊池秀行とか読むと「理由はどうでも良いんで、とにかくそうなってるんだから受け入れるしか……近代兵器は使えるぞ」という気分になれますけど、どうなんでしょう。

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7.あやしげな能書き(笑
 「楽園」とか、すげえ妖しいw。

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8.とっかかりは
 とりあえずp.22のリプレイを読むのがわかりやすいと思います。
 ルール解説をしっかりしつつ、それなりに楽しいリプレイでした。

 あと、縁故ルールはp.34に載っています。なんでp.63の捜査ルールに載ってないんだー!(リプレイには載っているが)と惑わされることしきり。……まあ、りゅうたまのルールの飛び散らかり具合に比べふぐlskdjf;/asev.siひでぶ

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9.とりあえず
 ルールは僕にとっては非常に覚えやすくて、サクッと遊べそうなのでどこかでやってみたいと思いますが……「どどんとふ」だとカード52枚並べると通信量どれくらいになるんですかねえ。



そんなところで。
by namizusi | 2010-11-30 00:09 | TRPG


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