紙魚砂的共通認識空間形成技法

 最大公約数とか、公倍数とかいう概念でセッションの「共通認識空間」をどう形成するかという問題に対する自分のやり方がはっきりしたので記録しておく。これは、僕の独自のやり方で絶対正しい方式ではない(このやり方でうまくいくよ、というひとつの手法に過ぎない)ので鵜呑みにしないように。

 とりあえず例として

>マスターは「戦闘好き」「戦闘=平原で殴りあい」「データ重視」「罠少なめ」「吟遊詩人」を
>プレイヤーAは「戦闘好き」「カッコイイ演出をしたい」「データ重視」を
>プレイヤーBは「戦闘好き」「支援キャラが好き」「データ重視」「ノリ重視」を
>その時したいと思っている場合では、

>この三人の参加者の間での“最大公約数”は「戦闘好き」「データ重視」となります

(dvampさん「日記兼日々のボヤキ」[TRPG考察]“困ったちゃん”より引用。失礼しますm(_^_)m)

を再度利用させてもらいます。

1)目に見える最大公約数を踏まえる
 とりあえず「戦闘好き」「データ重視」は、最低限押さえる。

2)GMのやりたいことを最小化する
 TRPGのセッション中「やりたいこと」をたくさん詰め込みすぎて一番迷惑をかけるのはGM自身です。ということでGM自身のやりたいことをいっぱい削れば、それだけほかの人がやりたいことを取り入れる余地が大幅に広がります。税金で、累進課税みたいなものですな。というわけで、まあ、最大公約数は踏まえるとして、+1個くらい要望を入れてそこの演出に凝るようにしましょうか。

マスターの要望改訂版:「戦闘好き」「データ重視」「戦闘=平原で殴りあい」

3)PLのやりたいことを最小化する
 PLのやりたいことを全部入れるとさすがに破綻してしまうので、最低限これだけは入れたい!という要望を1個だけ追加で入れることにします。

PL-Aの要望改訂版:「戦闘好き」「データ重視」「カッコイイ演出をしたい」
PL-Bの要望改訂版:「戦闘好き」「データ重視」「ノリ重視」

4)改訂版の最小公倍数を目指すイメージにする
 蒸気の改訂版を踏まえて最小公倍数を算出します。それを目指すイメージにする。

改訂版最小公倍数:「戦闘好き」「データ重視」「戦闘=平原で殴りあい」「カッコイイ演出をしたい」「ノリ重視」

5)追加要素の受け止め方
 公約数については問題ないと思いますが、追加要素については「どうしても合わない」とか言う人が出る可能性があります。まあ、分類として

<A>OK。自分も楽しめる
<B>それほどでもないが許容できる
<C>NG。全然だめ

の3つに反応が分かれるかと。で、経験上言うと大半の要素については<A>か<B>に収まるのでセッションの進行に支障はありません。稀に頑固者の半端なオールドゲーマーが文句を言い始めるとか、会話できない人が現れたりすると困ったことになりそうですが…困った記憶は僕的にはない。PLが困ってそうだったのはあるけど^^;

 <C>の場合はしょうがないのでさらりと流して進めるがいいと思います。がんばれ。


 まあこんな感じですかね。重要なのはお互いの「譲り合いの精神」でしょうか。リソースは限られてますしな。

 いじょ
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by namizusi | 2005-12-21 18:32 | TRPG


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