TRPGと政治体制

 …というわりと趣味的なしょうもない話をば(笑)。
 なが~くGMをやりつづける人とか、TRPGのシステムを考えようとかいう人は、こういう話について一家言があってしかるべきであろう。

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1)決定方式
1-1)絶対君主制
 絶対者を1人決めて、その人の決定に従うやり方。
 メリット…決定が早く迅速な対応ができる。
 デメリット…支配者が私利私欲に走ったり、民の声を細部まで聞く目端の利く支配者でない場合、大変割りを食う人が現れて往生する。

1-2)議会制
 話し合いで決定する方式。
 メリット…民意が反映される。
 デメリット…決定に時間がかかる。

 実際は上記の組み合わせで、事前にわかっている重要な議題は時間と場所を確保した上でじっくり話し合う、緊急時の対応は代表者を1人決めておいてその人の決定に従う、という使い分けをする。

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2)利益の配分
 「利益=TRPGのセッションで得られる楽しさ」と考えるとよろしいかと。

2-1)機会均等・自由競争
 楽しさを得る機会は均等に与える。実際どれくらい楽しめるかは当人の努力次第。
 メリット…楽しさを得るための創意工夫が反映される。
 デメリット…うまくいかないとちっとも楽しめない。

2-2)共有財産
 財産はすべて均等に割り振る。
 メリット…どの人も楽しさを安定して均等に得られる。
 デメリット…創意工夫する意義がなくなり、意欲が減退する。利益を配分する“絶対者”が利己的だと途端に支配階級、被支配階級の利益の格差が莫大になり破綻する。

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3)“法”の位置付け
 TRPGだとルールの位置付け。

3-1)法治国家方式
 ルールが絶対だとする考え方。
 メリット…思想の異なる環境でも“法”によって意識統一ができる。君主が横暴な場合も“法”によって弾劾や抑制が可能。
 デメリット…“法”を知らない人は割りを食う。感情的に納得いかないことも“法”によって正当化されてしまうことがある。ルール自体のバランスが壊れてると場合によってはセッション自体が機能しなくなる(笑)

3-2)絶対君主制・独裁国家方式
 超法規的措置を認める管理方式。
 メリット…支配者がまともな人であれば、迅速かつ構成に物事に対処できる
 デメリット…支配者がまともでないとどうしようもなくなる。


最近のシステムは

決定方式…絶対君主制
利益の配分…共有財産
法の位置付け…絶対君主制

が主流っぽいですかのう。これはいわゆる「社会主義」思想に近い感じになります。まあ、絶対者を置くシステムでは社会主義的思想というのはやりやすいというのはあります。この体制の最大のネックは

支配者がどうしようもないとほんとにどうしようもなくなる

てところですか。何とかしてほしいものです。

あと“法”の位置付けについては西欧だととにかく「ルールが絶対」と考えることが多いと思いますが、日本だと人情味のある人望のある支配者が懸命な裁定を下すという独裁体制を好む傾向があると思います。国民性の差というやつですか。


んでは
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by namizusi | 2005-12-28 12:51 | TRPG


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