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みんなでGMするシステム

 たとえばコンベンションなんかだと稀にろくでもないマスターがいて、そこで過ごす時間自体が苦痛で苦痛でしょうがない。これだったら自分でマスターした方がましにできるのでは?ということがあるんですが、まあ、実際そんなことをすることはないんですけど、代わりにしょうがないのでPL側で派閥を作って「それは無茶なんじゃないかなあ」とこちらの要求をごり押しして補正させることがあります。

 が、まあそんなプレイが一般的プレイとしてOKになってしまうとさすがに「怖くてマスターできない」という人が多発して大変なことになりそうなので公言はしなかったのですが、そういうのをシステム的にルール化すればそれはそれでOKになるんじゃないかなと思うので、そういうコンセプトのシステムを考えていたりはします。今のところ作る気はないし、今作ってる「ツキカミ」に入れるつもりもないですが。

 で、突然別の人がマスターをやることになったとして問題になるのは

・突然マスターにされてもシナリオを読み込まなくちゃならないし大変でやる気が起きない
・更迭されたマスターはいったい何をやるのか?
・「更迭」という言葉は見栄えがよろしくないね

という辺りでしょうか。逆にメリットとしては

・問題あるならさくっとマスターを交換して気分を変えられる
・いろんな人のマスタリングを見ることができる
・マスター不足で困ってる環境ならみんなでマスターをする負担を分散できる

という辺りですか。

 ところでParanoiaというシステムでよく思うのは

・別にシナリオなんてどうせ毎回失敗するんだから1個あれば十分じゃん

というところで、システム的に完成されてるならシナリオをいちいち考えるまでもなく、公式シナリオを1個だけ準備してPLも全部その内容を知っていてそれを毎回使いまわしてプレイする。展開のバリエーションはメンバーが変わることによる個性による差異で展開が変わる仕組みを作り、作りつつ大枠の展開は変わらないようにし、ロールプレイの楽しさもありつつマスタリングをお手軽にできる面白さもあり…といった要望を満たせばなんかできそうな気はしています。何かランダマイザを入れる手もありますが、それをやるとその分アドリブ要素が発生するところがネックではあるのう。

 まあ

それってボードゲームでいいじゃん

という指摘は当然来ると思われますが。うーむ。

よく言われる?

・全員マスター

なんじゃないの?という指摘も受けそうですけど、いや、マスターは常に一人で、何かの条件で交代するというのを考えています。マスターはマスターで面白みがありますからね。そこははずせない。というか

・マスター不足で困ってる環境ならみんなでマスターをする負担を分散できる

という要求にぜひこたえたいと思うのでここははずしたくないところですな。


それでは
by namizusi | 2006-01-12 18:12 | TRPG


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