「エイリアンず・パラダイス」感想:(^_^)

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読了。何もかもが懐かしい。



・感想
 ちと高めですが、値段に見合った内容の充実ぶり。
 ソロシナリオ、リプレイ2つ、詳細プレイングガイド、追加データと内容満載です。
 特にプレイングガイドは「TRPGにおける陰謀プレイの教科書」と言っても過言でないくらい素晴らしい出来で、今後パラノイアでひどい陰謀プレイをやろうとか、深淵で全員魔術教団員権謀術数プレイをやろうとか、RQでドロドロのカルト争いプレイをやろうとかいう酔狂なPL、GMの人はぜひ一読することをお勧めします。まあ、普通にとらぶるエイリアンずをやれば良いという話ではありますが、それ以外のシステムでも使える汎用的なテクニック論になっていると思います。

 気になるのは、表紙が扇情的で電車とかで立ち読みするのがすごく恥ずかしいところですか。和栗 あきら氏のルールってみんなこんな感じなんですが、相変わらず感性が合わん人ですな~。

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・ソロシナリオ
 サンプルなのでさっくり終わりますが、とらぶるエイリアンずの雰囲気を把握するには良い感じかと。

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・リプレイ
 実際のプレイの雰囲気やセッションの実運営の仕方の参考になります。
 無駄にサービスシーンがあるのがほんとに無駄(笑。
 まあ、こういうシステムはキャラクター使い捨てになるのが宿命なのですが、

「表向きは同じキャラクターだが、中身はランダムで入れ替わっている。それが普通」

という世界観を提示することでキャラクター使い捨てシステムでPCの(表面的)アイデンティティ継続を許容してるのが良いアイデアだと思います。キャラゲーとキャラ使い捨てゲーの見事な融和っつー感じ。

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・プレイングガイド
 白眉の出来。
 ルールを逸脱してでも守るべき(陰謀の)ゲーム性や面白さと、実プレイの指針などを解説してくれている。
 GMのストーリートレースゲーと比べるとPC間のやり取りや暗躍を重視するため、同じ話の長さでも2倍時間がかかる→シナリオはなるべくシンプルにというのは、この手のスタイルの汎用的な感覚ですな。

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・追加データ
 基本ルールもまともに読んでないので割愛。とりあえず基本ルールを遊び倒してから導入を検討するがよろしいかと。


何はともあれ、天羅WARが共闘ゲームになってしまってPC間対立、陰謀ゲームな面白さが絶滅しかけていた日本のTRPG界ですが、深淵の復刻やとらぶるエイリアンずの新発売によってそういう面白さも一つの遊び方としてメーカー側から提示されるようになったのは喜ばしいことだと思います。深淵はドロドロ陰謀ゲーなシナリオでも公開されるとタイムリーかもしれんなあ。


そんなところで
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by namizusi | 2008-04-04 09:16 | TRPG


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