見てるだけ系の初心者と当たった場合:(・_・)

TRPG初心者と言ってもいろいろありますが、
見てるだけ系の初心者と当たった場合
どうするかというか、
どうなるかというか。
そんな話とオンセの話。



1.天敵に近い
 「地蔵予備軍」と呼ぶべきか?
 基本的にいわゆる「地蔵」なプレイヤーというのは僕にとっては天敵で、TRPGをより楽しくするために全く貢献せず(足を引っ張ることすらある)、なのでTRPGをプレイする人間としては全く人権を認める必要もないと思ってるんですが(酷い(笑))、それに近い位置にある初心者なPLまで人権を認めないとか言ってるとTRPGer人口減少に大いに貢献してしまいそうなので何とか改善したいのですが。

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2.物理的問題
 話さない(話せない)のにはいろいろ物理的困難の積み重ねでそうなってしまってることがよくあります。本人にそもそも話す気がない、というのは人権を認めない方向でw。

<1>声が小さい(オフ)
<2>どもってしまう(オフ)
<3>発音が不明瞭で何を言ってるかわからない(オフ)
<4>会話スピードがものすごく遅くていつも話題に置いてけぼりにされる(オン・オフ)
(オン・オフはオンラインセッション・オフラインセッションで影響のある項目)

こんな感じ。で、オフラインで、会場がコンベンションで、熱血傾向なシステムで参加者が大声でしゃべるようなシステムのコンベンションだと、物理的に話すのが難しい初心者相手だとフォロー自体が困難になることがあります。

余談ですが、個人的にFEAR系システムがとっても初心者につらいシステムだなあ、と思う瞬間はこういうところです(その1)。

オンラインセッションにした場合、上の<1>~<3>の問題点は一気に解消されます。<4>の項目は、システムやセッションスタイルがどうであれ、マスターが立ち止まって話を聞けば済む話です。ということで、GMがPLに均等に話を振り、かつ相手の話をじっくり聞くタイプの場合には<1>~<4>の物理的困難は解消できます。オンラインセッションは初心者に優しい遊び方である、と言うことが出来ると思います。

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3.物語的立ち位置の分業化
 ハンドアウトとかを配布してシナリオ上の主要人物をコネとかで分担するタイプの遊び方の場合、ある特定のキャラクターとの人間関係は、このPCが積極的に関われるようになっているが、他のPCが関わるのは難しい(他の人は他の関わるべき事項があるので)という具合にストーリ上の役割分担をし、それぞれが関わり合いを重ねて関係を発展させていくことでその背後にあるストーリー上の設定が明るみになって話に深みが出たり、あるいはストーリー上の重要なフラグがONして、話が上手く進展したり、とても重要な局面でとても重要な問題がサクッと解決するようになったりします。

 逆に言うと、見てるだけ系の初心者がそこに参加すると

・NPCとかと積極的に関わらないので背後の設定が明るみにならず、PLの脳内で話の全貌が歯抜け状態になる
・そのNPCとかがストーリー上の重要なフラグを持っていた場合、フラグが立たないのでとても大変なことになり、話が一方的展開になだれ込む

という危機を「見てるだけ系の初心者」は「何もしない」というアクションによってもたらしてくれることになります。いや、すっげー迷惑だわw。

余談ですが、個人的に(個別導入方式の)FEAR系システムがとっても初心者につらいシステムだなあ、と思う瞬間はこういうところです(その2)。

まあ、エンドをどうなってもいいやと思ってやってる場合はそれでも片肺飛行でどっかに適当に着地でき、それはそれで別の意味でスリリングになって面白かったりするんですが、FEAR系システムとかでキャラの絡みで設定を引き出したりフラグをONする感覚に慣れてる人がいると、NPCの反応が薄かったりするときに

「(その初心者PLさんが)あんまり関わってなかったから(良い反応をしなくても)しょうがないよね」

とか、ズバリ言っちゃったりすることがあって、ヒヤヒヤしますなw。カッコ内の暗黙の圧力に初心者さんが気付いて罪悪感に駆られると下手するとそれでTRPGやめちゃわんかね?とか心配でしょうがないのですが。もうちょっと前向きに盛り上げるコメントの仕方は出来ないものか。

初心者なPLは立ちふさがる蚊帳の中の障害のひとつ、と思ってワクワク攻めるのが面白いかも、と思考を切り替えるといいかもしれません。

ちなみに、パーティー制な遊び方の場合は、そういうNPCとかの関わりとかの設定というのはPC個人個人に割り振るのではなく、
 
・パーティー全員に割り振る
・パーティー全体に投げかけて一番反応の良かったPCを当事者としてすくい上げる

という運用をするので「見てるだけ系の初心者」がいて何もしなかったとしても、他のPLがフォローしやすくなります。

ということで、パーティー制なシステム、セッション運用は「見てるだけ系の初心者」にも優しいスタイルだと思います。

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4.結論
 というわけで、「見てるだけ系の初心者」に対処するには

・オンラインセッションで
・パーティー制なシステム/運用

をするのがベストではないかと考えます。

オフセでやらざるを得なくなった場合は(コンベンションの場合にはどんなPLに当たるかわからんのでどうにもならない)、意外と「とらぶる☆エイリアンず」をやるのが初心者向けじゃないかと思います。あれって手動チャットセッションをやるためのシステムですからな。「とらぶる☆エイリアンず」じゃなくても、PC個別で、個別情報手紙が飛び交うセッションをやるのはわりとしゃべらない系初心者とやるときに有効かと思います。

あとはD&D3~みたいに

・フロアタイルを出してユニットを動かす

ような、ビジュアルにコミュニケーションできるツールを生かすセッションを心がけるのもいいかもしれません。

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5.オンセでの個別目的の運用方法
 まあ、オンラインセッションの場合には

・寝落ち

というとても深刻な問題があり、それに対する対処方法として「パーティー制」な運用をすると柔軟に対応しやすいというメリットが付加されます。必ずしも純粋なパーティー制にしなくても、パーティー制「っぽい」運用の仕方というものもあります。

・パーティー全体に投げかけて一番反応の良かったPCを当事者としてすくい上げる

の方式のことですな。

オンラインセッションの場合には個別に物語的立ち位置をあげて最初から全部を回そうとすると、モラルの低いPLが「寝落ち」とか「ぶっち」とかしてセッションを止めてしまい、最悪止まったまま「セッション流れ」を引き起こしてしまうことがよくあります。

なのではっきり言ってしまうと

・モラルが高く、このPLは信用できる。きっと最後までやり遂げてくれるだろうと、信用できるまでは、そのPLに物語上重要なキー位置を与えないよう、シナリオ配置をする

のがオンラインセッションをセーフティーに運用するコツの1つです。

まあ、そういうPLの差別化をして、それでもPLにその差別を納得してもらうには

「このPL/PCはこんな大変な試練を乗り越えたんだから特別扱いされてもしょうがないな」

というような「通過儀礼」をセッションに組み込む必要があります。

あるいは、PLのモラルが上がるようにハンドアウトの認識の刷り合わせをみっちりやって「このPCのこの立ち位置は、この辺の関わりが熱いんじゃよ!」というハンドアウトの“魂”部分を共有できるようにしてから初めてセッションをプレイするようにすることで

・最初からモラルの高いPLをキャラメイクでメイクする

という、

・モラルの高いPLの垂直立ち上げ導入(わけわからん(笑))

という導入をするやり方もあります。
それを実現するには「PCの設定を詰めることで生き生きしてくると、とってもプレイしたくなってくる」とか「設定を詰めることでそれがセッション上とても重要なフラグに関わってくる」ということをPLに認識させることが必要ですが、その方法については気が向いたらいつか書くとする。それまでは秘伝ということで(笑)。


まあ、そんなところで
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by namizusi | 2008-08-06 19:47 | TRPG


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