2005年 12月 14日 ( 1 )

「主役」について

 シナリオフックを考えていたのだが、その前にシナリオの構造…特に「主役」って誰なのか?というところでいろいろ整理したい点が出てきたのでここで整理してみる。

 TRPGで「主役」って誰?っていうと

「PC全員が主役である」

と言われることが多いと思う。しかしこれは建前でしかない。

 ダンジョン探索とか、ストーリー性の薄いセッションの場合には誰が主役って特に明確にならなくても問題はない(キャンペーンやってたりすると、何となくこいつが主役かねえ、と決まってくるが)。が、ストーリー的志向の強いシナリオをプレイしたり、キャンペーンで全体として大きな話がある…というようなプレイをする場合には、結局誰かを「主役」にして、その人の話をメインに展開し、他のPCはそのフォローで動くという図式が出来上がりやすい。

 というのは「主役」がいっぱいいる(TRPGの場合は4人前後くらい?)話を考えるってつじつまあわせがとても大変だし、現実に流布しているストーリーメディアも大半が誰か1人主役を規定してそこをメインに話を進めており、TRPGのシナリオはそういったストーリーを参考に作ることが多いので必然的に「主役」が1人いる話から考えることになる。

 しかし、現実のストーリーメディアでも群像ものと言って仮に主役を決めてはいるが、途中の段階では誰が主役なのか、入れ替わり立ち代り変わるものもあるし、話が恋愛ものとかだったりするとカップルの2人の視点を交互に見せて実質主役2人という構成もある。

 まとめるとこんな感じ。

1)主役が1人の話
2)主役が2~3人の話
3)主役が多数の話

 さて、TRPGでそれぞれのスタイルでPC/NPCをどう配置するかであるが、以下のようになる。

1-1)PC1を主役にする。あとのPC/NPCはすべてその引き立て役(熱血専用とか)
1-2)NPCを主役にする。PC&NPCはすべてその引き立て役。一応主役NPCともっとも親しいPCを作って途中で主役交代したり主役2人になったりする
 →非常に展開をコントロールしやすい。よく使われる手法だが個人的には嫌いである(笑)

2-1)PC&NPCを主役にする。恋愛(要素)ものがやりやすいかな?
 →非常に展開をコントロールしやすい。よく使われる手法だが個人的には嫌いである(笑)

2-2)PCたちを主役にする。恋愛(要素)ものがやりやすいかな?
 →コントロールが難しい。しかし掛け合いの面白さを体感するならうってつけ。
 →うちの「鏡影」など

3-1)バトルロイヤル
3-2)純粋群像もの
 →PCたちを全員主役にする。制御のためにNPCを混ぜてバランスをとることもよくある。

こうしてみると2)の分類が微妙で主役が1人か、多数かだけで十分な気もするが、特殊なシナリオ(1対1の対決物とか恋愛物)の場合には主役2人であとは取り巻き、という構成も考えられるか。


 あと補足として、主役を決めたら脇役もどうやって活躍させるか考える必要がある。
 僕のやり方としては

・主役は初期行動原理をきっちり完璧に作る。セッション中はクライマックスまで放りっぱなし。(絡もうと思えばどこにでも絡めるので自主性に任せる)
・脇役はきちんと考えて活躍どころを作るようフォローする

とかやってるけど、外でプレイすると主役級キャラのPLとばかり話して脇役は放りっぱなしなGMがいて「サイテーだな」と思うことがある(しみじみ)。


 で、何を言いたいかと言うと特に言いたいことはない(笑)。分類しただけだし。いろいろあってそれぞれやり方が変わるよってだけですな~。
 んじゃ
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by namizusi | 2005-12-14 12:53 | TRPG