クトゥルフ神話TRPG-早すぎたシステム

 クトゥルフ神話TRPG(当時は「クトゥルフの呼び声」)が初めて邦訳されたのは1986年頃であったろうか。20年近く前になる。D&DもしくはD&Dライクなシステムが世間を席巻していた頃に出たクトゥルフ神話TRPGは異彩を放っていた。というのも

「戦えばすぐ死ぬ。調査をしようとすると発狂する。キャラクターはほとんど成長せずむしろ正気度が減少して破滅する方が早い。こんなTRPGいったいどうやって遊ぶんだ?」

という、今見ると鼻で笑ってしまうようなちゃんちゃらおかしい不当な評価が主流であったからである(鵜呑みにしないように(笑))。例えば当時の典型的なプレイ風景が以下のページにある

http://www.trpg.net/user/akagane/no/no_n8.html

キャラクターがすぐ死んでしまうので、プレイする人間は生き延びるために工夫を凝らした。

・目星はなるべく低くする。気が付くとろくなことがない
・INTはなるべく低くする。理解してしまうとろくなことがない
・POWはなるべく高くする。どうしようもなかったときにも何とか耐えれるかも
・回避は可能な限り上げる。攻撃が当たると死ぬ。
・サブマシンガンを持つ

こんな感じ。確かにこうすることで生存確率は上がるが、それで面白いのか?という大きな疑問が発生する。当時はそれが面白いと思っている人間が多数いたのだ(笑)。
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by namizusi | 2004-11-15 17:15 | TRPG


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