深淵の遊び方(2):(-_-)

第2回です。
今回は深淵を遊ぶ際に重要な最低限の「ポイント」について。



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1.最低限のポイント
 下記の4つです。

<1>最低限のセッション構成
<2>PCの目的設定をどうするか?
<3>夢歩きをどうやるか?
<4>クライマックスをどうするか?

これさえ押さえれば深淵のセッションは回ります。

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2.深淵のセッションのタイプ
 ちょっと予備知識を。深淵には下記の3つのスタイルがあります。

・渦型
 フルアドリブセッション。

・半構造型
 大枠は決まっているが、一部の運命がランダムで決まって不確定要素のあるセッション。

・構造型
 全PCの運命がかっちり決まっているセッション。

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3.最低限のセッション構成
 2~3パターンあるかな?と思いますが、システム付属の「落雷」が一番オーソドックスなパターンだと思います。深淵のシナリオってほとんど「型」が決まってて、細部は運命カードなどのランダマイザ/夢歩きで補間出来るため、シナリオなしでも回せてしまいます。ぶっちゃけると、全部ランダム引きした運命を組み合わせてシナリオを作った方が、下手に自分で「こんな感じのシナリオを作ろう」とか考えるよりもずっと破天荒で面白いシナリオが出来たりします。

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<1>「落雷」パターン
 渦型は大体これで全部回せます。

1)PCの目的設定がされる。
 シナリオ上の「焦点」にPCの目的が集中するよう調整する

2)中盤の展開はPLの妄言を拾ってグダグダ展開すればよい
 話の方向付け、つじつま合わせはすべて「夢歩き」でかっ飛ばして集中させればよい

3)クライマックス
 魔族/龍/魔剣/魔法の品が登場し、それによってPCの望みを叶えることができる
 ただし、それは倫理的に間違ったことだったり、他人を蹴落とさないと叶えられないことだったり、獲得するのに代償が必要だったりするので、そこでどうするか話し合ったり争い合ったり葛藤したりする

4)結果についてのエピローグを語って話に落ちを付ける

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<2>3つの試練パターン
 PCが共闘して進める傾向のシナリオはこれで全部行けます。

1)PCの目的設定がされる。
 シナリオ上の「最終目標」にPCの目的が集中するよう調整する

2)第1~3の試練
 各PCの運命・縁故に絡む試練を提示するとより深淵らしくなると思います。

・等価交換の法則
 何かを得るには別の同等以上の価値の代償(=縁故)が必要だ

・どうしても秘密にしておきたい隠し事をこの場で公開しなくてはならない

・新しい運命に見舞われる

・普通に戦闘

3)「最終目標」との対決
 第1~3の試練をよりスケールアップしたようなものを提示すればよろしいかと。

4)結果についてのエピローグを語って話に落ちを付ける

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<3>真実が明らかになるパターン
 シナリオには何か「秘密」があって、それが明らかになります。

1)PCはどこかしら記憶喪失なところがあります
 仮の目的が提示されます。

2)イベント
 仮の目的を目指しているうちに様々な情報が明らかになっていきます。

3)「真実」との対決
 すべての情報が明らかになり、真実が見出されます。
 対決ないし、決断を迫られます。

4)結果についてのエピローグを語って話に落ちを付ける

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とりあえずこんなもんしかないと思います。
ディテールがPCの運命とか縁故で変わるだけですな。

自分のやってるセッション/シナリオがどれに該当するかを把握して、それに合わせて上のパターン通りやるだけで、深淵のセッションは回ります。「真実が明らかになるパターン」は良い「秘密」を考える必要があるのでちょっと技が要りますが、それ以外は特に小難しいテクニックは要りません。というかGMがいちいち変なギミックを入れようとせずに流れのまま身を任せた方が面白いセッションになると思います。



今回はそんなところで。
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by namizusi | 2009-11-30 21:27 | 深淵


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