「ベルヴィル・ランデブー」
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&id=320220
観てきました。
風刺の利いた小粋な小品という感じで、極力せりふを廃した無声映画のような作りで、生活観漂う独特のじわりとくる描写で良かったです。予告編でなんか派手な感じに予告してたのでイギリスのクレイアニメ「ウォレスとグルミット~ペンギンに気をつけろ!~」みたいなはじけた展開になるのかな?と期待してたのですが、それほど派手な展開にはならずに、のんびりじわじわしっとりと展開する落ち着いた作品でしたかね。
個人的に気に入ったのは、おばあさんが3老婆の家で謎のピアノ曲(どう聞いても前衛曲にしか聞こえない)を弾いて歌うところと、足こぎボートで大西洋を渡るところでしょうか。馬鹿だなあって言うか、これぞアニメの醍醐味って感じでした。
「コーラス」
1月に「ネバーランド」を見に行ったときにその映画館に何の解説もない、ただコーラス団員?と思われる少年たちが並んで立っているだけのポスターが張ってあって、妙にいい味を出していて
「これ、面白そうだな~。観にいきたいな~」
と思ってたのがようやく4月に公開される模様。フランスではかなりの興行成績を上げて、アカデミーで2部門も受賞したとかでびっくりです。楽しみ。