人気ブログランキング | 話題のタグを見る

GF10周年

 GFももう10周年だそうです。ここまで継続してきたのは素晴らしい。ということで(毒に満ちた)感想をばw。

1.広告
 なんか、10月30日まで開催されるイベントの広告が載ってたのですが、入手したのは10月31日。ひょっとすると先週末に出てたかもしれませんが少なくとも27日(木)には出てませんでした。で、広告が見開き2ページも取っていて、外部から取った広告だとすると掲載料がかなり高くついて、しかも期限遅れという。(^^;
 うーむ

2.アルシャードffリプレイ
 PLのアイデアを取り入れて紆余曲折し、皆で話し合って何とか収束。収束までの過程がキャラの演技に反映されるという理想的キャラクターストーリー的展開で非常に良かったです。Good Job!
 気になったところが2点ほどあったので指摘をば。

<1>キャラクターの年齢について
 年々プレイ平均年齢が上がっている?と思われる昨今、逆に低年齢化するPC。僕が大学生くらいにやってたときだと16歳でもう十分若造でちょっと恥ずかしいという感覚だったのですが、いまどきは14歳ですかそうですか。「エンゼル・ギア」の場合は14歳であるべきである、という公式設定があるので「しょうがないな~」とやむを得ずプレイするのですが、そういう縛りがなくても恥ずかしげもなく14歳キャラをプレイするのはどうなのであろうか?
 うーむ。

<2>クエストを忘れていた件
 進行が迷走し結局PCのクエストに絡めて収束したのですが、気になったのは当のPL自身がそれで驚いていたところ。っていうか

シナリオ上一番重要な設定について、何も考えずぼーっとプレイしてたのか!きさん~!(蹴)

ってところでしょうか(笑)。うちの卓にこんなPLがいたら間違いなく蹴ります。セッションを円滑に回して事故らなくするための最も基礎かつ重要なテクニックは

・キャラの目的を明確にし、それについて意識合わせしておくこと

です。事故る事故るとかよく言うけれども、その事故を未然に防ぐことのできる最も初歩かつ基礎的テクニックをおろそかにしているとは、いったいどういうことであろうか?

3.ほめ殺し論とか(アルシャードテクニック解説)
 アルシャードのテクニック解説は前半は褒める話、後半は不満の表出現象について。前半のほめる話は「なんだかな~」ではあるが、習得して悪くないテクニックではある。それ以前に「相手の良いところを目を皿のようにして見つけよう」という前向きな意識が重要であるとは言っておく。後半の問題提議の方は面白くて、

・PLが眠る
・サボタージュ
・シナリオ破壊

について書いてある。実際こういうことはしばしば起きるので、あらかじめどう対処するかイメージしておくのは非常に有意義である。で、その場しのぎの対処法とか書いてあるんだけど、こういう問題が発生する一番の要因である

・要するにPLがGMのシナリオ/セッションがつまらないと考えている

という根本的問題を解決しないとどうしようもない。まあ、コンベンションであれば「旅の恥は掻き捨て」でその場しのぎの対応で何とかなるが、学生が学校のサークルで連日プレイする環境とか、友人同士連日プレイする環境とか、オンラインセッションで継続する環境とか、そういう見えないけれども実際はよくプレイされているであろう環境ではそういった「その場しのぎ」では通用しない。むしろそれだとプレイ環境自体が破壊される可能性があるわけで、そういう長い目で見た対応とかが欲しいと思うのだが、最近は「その場しのぎ」テクニックばかり紹介されてる気がするね。

4.ハンドアウトについてPLとGMが話し合うこと(DXテクニック解説)
 これは僕もいつもやってることで非常に良い話です。結局のところ「ハンドアウト」というのはへへ~!と従うものではなくて、「こういう方向で行きたいんだけど何か意見ある?」と、話し合って意識を合わせるための題材に過ぎないというのが重要だと思います。んでDXなのでロイスは固定にした方がいいとか書いてありますが、汎用的に言うと

・PCの目的設定はきちんと考えて意識合わせをする必要がある
・PCの対人感情はきちんと考えて意識合わせをする必要がある(これ自体が「目的」になることもある)

というポイントを押さえることが重要です。んで僕の場合は、この辺に関する質問シートなど作って書いてもらいます。余裕があればやってみるといいでしょう


以上、気になったところのみ書きました。
んじゃ
by namizusi | 2005-11-01 12:55 | TRPG


<< 最近の動向? ミラバルカン4たび >>