「芝居遊戯・水戸黄門」とか

 最近読んだTRPG系雑誌の感想など。

<RPGamer vol.12>
 地味ながらも全体的な記事の質は確実に上がってきているような(元々高い?)。久々に見たら結構面白い記事が多いなあと思いました。

・「芝居遊戯・水戸黄門」
 今回の付録システム。いまどきこういう時代劇ネタが売れるかどうかよくわからんのですが、システム自体は非常に良い出来で面白そうです。一発ネタでたまにやるには良さそう。「年をとってもできるTRPG」ということで、今後来る高齢化社会を見据えたいいテーマだと思います(ええええ~!(笑))。

 基本判定はトランプを使用し、配役によっていろんなオプションが付いてるのがゲーム的にかなりいい感じですな。あと、最終的な目標が「視聴率を稼ぐ」というもので、これも良いテーマだと思います。

 よくリプレイの弊害として「リプレイを読んであんなプレイが出来ると思ってこられると困る」という発言を見ることがあるんですけど、正直「あれくらいのプレイ、普通にできないの?何で問題になるのかわけわからん」と、常々思っているのですが(まあ確かに外部のGMとプレイするとキャラの喋りとか全くまともにできない人も“たまに”いるなとは思うのですが、上手い人も結構いると思う)、その辺はこういう「視聴率を稼ぐ」みたいに人に見られることを意識してプレイしてないがために上手くならないんじゃないかと思います。少なくとも自分のプレイというのは他のPLやGMに「見られる」わけなので、そういう人が楽しんで見られるようなプレイというものを考えてみるといいと思います。

 あと、見学者がカードを引いて視聴率に貢献できるルールは面白いですな~。

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<ゲーマーズフィールド 10th season vol.2>
 「目指せ!!アスガルドff」のゲームマスターワークショップレポートがちょっと面白かったですか。
 成功のイメージはシナリオの作成時に生まれるという話で、まあこちら系のプレイスタイルって「シナリオに想定したことが実現出来たら成功」って考えてるので当然そういう結論になるわなあと思いつつ。しかし、ネットのカオスフレアのレポートなんか見てると、シナリオで提示したテーマとか話が面白かったという文はとんと見た記憶がないが、システムが面白かったとかシナリオそっちのけで変な方向に走ったのが面白かったという話は良く見るように思う。この辺の明確な認識のズレはなんなのだろうか?PLの求めているものと全然意識が合ってないんじゃないかな~?と疑問に思う。

 あと「PC1とPC2の交換」について。コンベンションを想定するならいまいち合わない人がPC1になってしまうなんて良くあることなので、今頃こんな話をしてるなんていままで何をしてたんだろうか?と至極疑問に思う。

 それから、ハンドアウトに他のPCとの関係を書くことについて。掲載シナリオにそんな情報は全然書いてないし、書いてあるのを見た記憶もあまりないんですけど、その辺の事実認識に対するコメントはないのだろうか?至極疑問に思う(笑)。実情は、PC同士が遭遇するシーンを序盤に持ってくるので、そこでプレイしながら調整するというのが推奨されているように見えるのだが。PCの関係をあらかじめ文書告知で固めておいて、そこからいきなりスタート!というシナリオ例でも揚げてくれるといいと思うんだけど。ハンドアウトみたいな事前情報をあらかじめ作るようになった一つの要因は「PCの関係を特殊に固めてプレイしたい」というのがあったと思うのだが、何かこうシナリオを見るにつけ「GMとPLがどう話すかには注力するがPL同士がどう話すかには注力しない」という傾向があるように思うので、必然的にハンドアウトにもそういうPC同士の関係をあまり書かないという実情があるようにも思う。要するにこの辺について「観点」があんまり確立されておらず、だからまともに考えてもいなかったのではなかろうか?とか、邪推をw。

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<ゲームぎゃざ>
 残念なのはクイーンズブレイドのコミック最終回でしょうか(笑)。

・スターライトマナバーン
 これ面白いですな~。あんまりゲームの解説になってないけど(笑)。こうタッチでクトゥルフ物を描いてくれると個人的に嬉しいのだが。

・ホワイトカオス
 去年末のコンベンションってどんなだったんですかね?
 毎回ビッシリ文字の詰まったゲームブック形式で世界観を紹介する記事とルール掲載がされてます。ゲームブックの方は字が小さくて(^^;,目が悪い僕にはなかなか辛いものがありますが、内容はまあまあそれなりに良く出来てて面白いです。何より毎号毎号80項目程度のゲームブック形式作品をびっしり書いてくる熱意は素晴らしい。どちらかと言うとあれこれゲーム的にひねるよりもインタラクティブにカオスフレアの世界を紹介って感じの内容ですかね。導入で雰囲気を掴むにはいいと思います。
 ルールの方は一点集中型の学園者?超能力アクションに特化したシステムでコンパクトにまとまってわかり易いです。手軽にプレイできそう。特殊能力とキャラクターの得意技能が対応してる辺が面白いですな。


それでは
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by namizusi | 2006-01-08 01:08 | TRPG


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