【ツキカミ】PCの設定を書き換えることについて

 雑魚戦のルールを考えたが、先にこっちの話を書いておく。
 PCの設定というのはドラマ志向をゲーム的に考えるのであれば、将棋の駒で

・自分の駒をどの方向に動かせるように設定するか

ということになる。将棋というゲームが成立するには特定の駒は特定の動きしかできないという縛りがあるからこそゲームになるわけで、それが崩れたらそれはゲームでも何でもないということになる。

 TRPGでもいったんPCの設定を決めたのであれば、その通りに動いてくれないとゲームにならない。例えば、GURPSで「放火魔」の特徴を取ったのであれば、燃やさなきゃゲームにならんということだ(倫理的に問題があるという点はさておき)。

 今回の話は、そのさらにメタなゲームで、設定を書き換える、つまり

・自分の駒をどの方向に動かせるように設定するかという設定自体を書き換える

という話で、上記で「それはゲームでも何でもない」と言ったが、実はそうではなくて

・条件自体が根本的に変わるので遊んでいるゲーム自体のレギュレーションが変化するのだ

ということである。例えばMTGではたびたびレギュレーションが変化する。その一つの理由は、特定のレギュレーションばかりでプレイすると何が強くて何が弱いかが決まってきて、似たような展開のゲームばかりになって“飽き”が来るから、その対処としてレギュレーションが変更されるわけである。

 TRPGで設定を書き換えるというのは、そこまで進行してきたPCの設定に関する動きがある程度固まってそれ以上の展開が見えなくなったときに、レギュレーションを変化させることで新たな面白さを呼び起こすプレイである。

 重要なのは

「設定を変えることによって、より展開がドラマチックかつ面白くなる」

という観点を踏まえるということである。
いや、戦うべき敵が見ず知らずのへなちょこボスであるよりも


「実はあいつは自分の親父だったのだ!」


とかいう設定が、突然でもいいからついた方がセッションが盛り上がらないかい?

 まあ、こういう手法の問題は、こういう突発的なことをやるとアドリブ能力が求められて対応が難しくなるという点であるが、今作っている【ツキカミ】そういうところをシステム的にサポートしようとしているわけである。


 んじゃまた
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by namizusi | 2006-01-17 18:14 | TRPG


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