RENT/レント

RENT/レント

大好評ミュージカル舞台の映画化ということで観てきました。正直、ミュージカルって「突然歌いだして変だ!」と常々思っていたのですが、最近のダンサーインザダークとか踊るマハラジャとかを観るに、普通の人の日常的な言葉を歌で熱く表現するとそれが実に感動的になって素晴らしいという特長はあるなと見直していたのですが。

ミュージカルって最高だ!

って本当に思いました。

 話はニューヨークの貧民外で家賃(レント)すら払えない貧乏だけれども将来アーティストとして名をはせようと夢を抱いた人々の物語で、しかしそこはエイズの蔓延する地域で日々親しい人や自分自身がいつ死ぬかと恐れを抱きつつもけなげに生きている、そんな情景を、普通の映画で普通に描けば

“地味だけどいい話だ。しかし売れんだろうなあ”

と思うところですが、ミュージカルではそんな地味でささやかな、ごく日常的な、喜びや悲しみや困難や、愛、といったものを実にきらびやかに劇的に描いてくれます。そして描かれているものが実に身近な親近感のある出来事ばかりなので、感情移入もしやすいという相乗効果があるように思います。いいねえ。

 話の内容自体は、ごくありきたりな誰がくっついて誰が離れてちょっとした事件があり、エイズで重要な人が死に、自分もエイズであるがゆえに恋に悩み…といったメロドラマのようなありきたりな話ばかりなのですが、ありきたりだからこそ理解し易く身近に感じられ、そしてそれがミュージカルという表現によって実に生き生きと描かれる。

 ブロードウェイで大ヒットし、ピューリッツァ章を受賞したとのことですが実に納得のいく内容だったと思います(舞台の方のが良かったという評もありますが、舞台を知らずに見た感想としては実に素晴らしい出来ではないかと)

 あと、余談ですがこのストーリーでは黒人と白人、ホモセクシャル、レズビアン、ノーマルなカップルも…といった具合に実に多彩なわりとタブーに踏み込むようなしかしアメリカの実情に即した?性的関係のようなものも描かれていて興味深いところです(てか、アメリカでの性観念の乱れっぷりが良くわかるというか(笑))。


そんな感じで
んじゃまた
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by namizusi | 2006-05-07 20:21 | ストーリーメディア


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