(ネタばれ必至)解題「時をかける少女」(2)

ということで解説その2。
一応調査のため2回目を見て、パンフレットまで買ってしまいました^^;。
解説本もすでに出てるようなのでいまさら要らない気がしないでもないですが。

2回観るとそんなに深い作品でもないのでさすがに飽きてきますが^^;
妙に変な駄作を観てしまうと、気分をきれいにクリアにするために
また観たくなりますね。変な中毒性があるというか。

映画の方は8/4で放映終了?という感じのようです。
入場者が多ければ延長されるかもしれませんが……

さて、今回は映画を観てすごく疑問に思われるであろう

・何故、真琴は千秋にタイムリープについて知ってることを言ってしまったのか?

について。



「真琴は千秋にタイムリープについて知ってることを言う」というアクションには以下のデメリットがあります。

デメリット1)千秋が自分に「付き合ってくれ」と告白するチャンスがふいになるリスクがある(実際告白シーンが消えた(笑))

デメリット2)「過去の人間にタイムリープのことを知られてはいけない」という禁忌を犯したことが明らかになり、千秋はここにいられなくなる。別れが確定する。(実際彼は未来に戻ることになった)

そんなことをしても何にもいいことないんですね。……と言ってすぐに納得するあなたは魂が汚れてますな(笑)。
逆に、ここで真琴がタイムリープの話をせずに千秋の告白シーンに誘導して付き合うことになったとしましょう。そうすると

デメリット1)タイムリープを使って散々相手が何か重要なことを言おうとしたのをごまかしだまし続けてきた上、ここでも千秋をだまして自分の都合のいいように人の心をもてあそぶことになる

デメリット2)自分がすでにタイムリープに突いて知ってることを最後まで隠し続けなくてはならない(性格的に到底隠し続けられるとは思えませんが)

という別のデメリットが発生することになります。
この辺の問題については、千秋が最後のタイムリープの力を使って助けてくれたあとに校庭で孝明と芝生で座って会話する場面で

「私って最低だ!
 千秋が大切なことを言おうとしてたのにそれを全部なかったことにしちゃった……」

とか何とか言うのですが、このタイミングでタイムリープを使って打算的に人の心をもてあそぶ道は一切放棄する、という決意をしたと理解することができます。

そういうわけで、自分にとって大切な千秋には、打算的な考えは捨て、隠し事も一切やめ、すべてを明らかにして真摯に向き合おうと、タイムリープのことを話してしまうのです。

いあ、バカですね。

バカ正直もいいところです^^。
そこがこの作品の好きなところのひとつです。
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by namizusi | 2006-08-01 17:56 | 時をかける少女


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