最近面白かった映像作品など:(^_^)

3連休でいろいろがばっと映画等観ました。
ネタばれ注意!



1.「ピタゴラ装置」
 http://www.bk1.co.jp/product/2737763
 NHK教育で放映されてたらしい「ピタゴラスイッチ」を1冊の本にまとめたDVDブック。4月には伝説の41分ものピタゴラスイッチが載るみたいです。そりゃもう

バカかと(褒めてます)

どんなのかというと、昔のカートゥーン系アニメ(トムとジェリーとか)とかで時々、最初に何か物を倒すと、家中の何気なく置かれた小物が次々とドミノ倒し的に連鎖して最後に大きな仕掛けが動いてドーン!となる、というネタがあったんですけど、ピタゴラスイッチでは本当にそうやって連鎖する仕掛けを作って実際に動かして撮ってみました!というのを33本も載せてます。

みてるとなごみます。

2.「それでもボクはやってない」
 http://moviessearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=%A4%BD%A4%EC%A4%C7%A4%E2&pro=both&ty=k

 痴漢冤罪をテーマにした法廷物映画ですかね。サスペンスドラマとかでもたまにテーマに取り上げられたりするのですが。
 一応法治国家の建前として「疑わしきは罰せず」という大前提があるのですが、痴漢犯罪に関しては明確に

「疑わしきは罰する」

の図式になってしまっているという現状の問題を明確にしています。その辺の話を

「“とりあえず”有罪にしました」

という言い方で表現しているのが秀逸。まあ、1人の裁判官が受け持つ事件数が多すぎて機械的な処理しかできないとか、無罪判決を出すというのは警察・検察の面目を丸つぶれにしてしまう行為であるというジレンマとか、いろいろ理由があるのはわかりましたが、要するに被害者が「この人が犯人です」と言ってきたら、明確に否定する証拠が出ない限り“とりあえず”有罪にされてしまうってーことですな。怖いですねえ。

まあ、以前は「痴漢は明確な証拠が出にくいから“疑わしきは罰せず”で有罪にすることができなかった」という状況から被害者の精神的被害を鑑みて、被害者証言を優先で取り上げるようになったという時流はあると思うのですが、それにしても99.9%有罪確定って、そんなの裁判官要らんと思うのだが。99.9%有罪確定なんて阿呆な数字を出してる時点で自分らの無能さをさらけ出してるというのがわからないんですかねえ。とりあえず。

 もうすぐ裁判員制度が導入されるそうですが、それでこういう問題は改善されるんでしょうか?

3.「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」
 http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id325865/
 バカバカしくて笑える純粋にエンターテインメントな映画で笑いました。序盤はかなり笑いました。キャラクターもそれぞれ立っててバカバカしさ加減をよりいっそう盛り上げてましたか。時間ネタということで薬師丸ひろ子が若い頃の役をやってたりもするのですが、さすがにもう若い役は厳しいなと^^;。
 メインは勧善懲悪予定調和な話ですが、中盤、親子話を入れてほろっと来させる所がちょっと良かったですかね。

4.十二人の怒れる男
 http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id10584/

 上の「それでもボクはやってない」と比べて観るとかなり面白いですかね。スラムの黒人?少年が犯罪を犯したの対して「証拠に疑問が生じたので疑わしきは罰せずで無罪を主張する」という法の基本精神に対して、偏見と色眼鏡からどうしても納得しない人がいたり、上の「それでもボクはやってない」で建前として「無実の人を有罪にしてはならない、というのが最も重要」という話がされるのですが(この作品でも頻繁に出てくる)、こちらの作品が、1つ1つの証拠に対して「これこれこういう理由で、可能性として証拠として成り立たないのではなかろうか」という疑問が呈され、疑問が生じて理由に納得したら無罪に手を挙げる、というスタンスが公正な態度として描かれるのですが、「それでもボクはやってない」では、裁判官の最後の説明で「***という状況証拠が提示されたが、それは無実と証明するには足らない」という話ばかりされてて、基本的なスタンスが全く正反対になってしまってるというのが良くわかります。

 この作品は、基本的に十二人の陪審員たちが陪審員室で話し合うだけでアクションも何もなく密室での会話だけで終わるんですけど、こういう作品こそ脚本の構成と台詞回しや表情の演技が生きてくる、中身の実力を試される作品だと思います。非常に面白かったです。


んでわ
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by namizusi | 2007-02-13 02:28 | ストーリーメディア


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