PC間対決の汎用的処理(2):(・_・)

第2回。
今回は平等規範について。
要するにTRPGでは基本的に

・各PC/PLはお互いに平等な立場にある

という建前があります。
んが、実際はそんなことはありません。
運が良いから勝つとか、ルール運用がうまいからから勝つという差が必ずどこかで発生します(だから勝敗が決まる)。

PC間対決で重要なのは

・どこが公平なのか?
・どこで差がつくのか?

を把握することです。



1.平等にするポイントと差がつくポイントの整理
1-1.キャラクター作成リソースが平等な場合
 要するにフルスクラッチでキャラクターを作成する場合などです。

平等な項目:キャラクター作成リソース
差がつく点:キャラクター作成能力。ルール運用能力。コミュニケーション能力。交渉能力。

1-2.キャラクターが平等な場合
 完全ランダム作成。テンプレート使用、など。

平等な項目:キャラクター能力
差がつく点:ルール運用能力。コミュニケーション能力。交渉能力。

1-3.PC間の対決においてルール無視する場合

平等な項目:キャラクター能力。ルール運用。
差がつく点:コミュニケーション能力。交渉能力。

上記より、ルールを無視する方が、PC間の対立処理はより「平等」になることがわかります。

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2.「平等規範」で多く求められること
 「PC vs 外的」の構造ではわりとPC間で差があってもその差が明確になることが少なく、問題が顕在化しにくいのですが、PC間対決をする場合にはより厳密に「平等」であることが求められます。

 また、「差がつくポイント」についても、

・TRPGで本質的にゲーム的に楽しもうとしている項目で差がつく

のであれば納得行くと思うのですが、

・キャラクター作成能力やルール運用能力で差がつく

というのはTRPGとして本質的に求める楽しさなのか?という部分で疑問があるように思います。
よくTRPGというのは

「会話とコミュニケーションの遊びだ」

と言われます。だったら、上手い/下手の格差は会話能力とコミュニケーション能力の格差で差が付くべきではないでしょうか?


というわけでPC間対立をよりゲーム的に上手く運用するには「TRPGシステムが提示するルールを無視した方が良い」という結論になると思うのですが(笑)それだと「一方的に声がでかい者が勝つ」という問題が発生し、やはり、PC/PC間の「平等感」をできるだけ損なわない範囲での最低限のルールが必要であると僕は考えています。

次回はその「最低限のルール」というものの解説をしたいと思います。
参考文献としては完璧なTRPGシステムとして名高い(笑)「PARANOIA」を元に解説しようかと思います。
興味ある人は予習しておいてください。

んではまた
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by namizusi | 2007-02-21 13:37 | TRPG


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