http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id326062/
観ました。
魅力的な主人公とその設定、魅力的な登場人物たち、魅力的な世界観、魅力的なストーリーと、文句の付け所のない映画でした。「匂い」を感じさせる映像も秀逸。
「匂い」をテーマにした話というと
http://www.bk1.co.jp/product/1693530
こんなのもあって、描かれる世界がまったく別次元になって面白いのですが、映像で描くとあんな感じになるのかと。ふむ。
んで、不評?な最後の落ちの辺ですが、やっぱり伏線をちゃんと張ってないので唐突過ぎて説得力がないです。ぎりぎり許せるか、笑っちゃうか、あきれるかという境界線あたり。僕は笑っちゃいました。何か、高い山を登ってたら突然90度の手がかりのまったくない絶壁にぶつかった感じ。
伏線さえきっちり張っておけば、それはそれでファンタジーとしての許容範囲でぎりぎり許せたように思うのですが、CGの表現力で何とかなると思ったんですかねえ^^;。あのうそ臭いリアクションはさすがにだめだろうと。
TRPGだと「あちゃー!これは完全にすべったな……」という寒い感じでした。そこでPLに「楽しかったです」と言われるとさらにがっくり来るのですが。
なにはともあれ、やっぱりどんなに突飛なエンドでも(突飛なエンドこそ)、きちんと伏線を張っておく必要があると再確認しました。ちなみに原作だとどうなんですかね。
それでは