フラグ管理のやり方:(・_・)

 前回の話(http://simizuna.exblog.jp/6597492/)からすると今回はフレーバー戦闘の手法を解説すべき?と思いましたが、フレーバー戦闘はすでに実装済みのシステムがいくつかあり、技法として慣れてる人も多くてわざわざ説明するまでもないと思うので割愛します。

 で、前回、フレーバー情報収集では情報収集をするのではなくフラグを立てることを遊ぶのだ、という話をしたので、今回は、その立てたフラグをどのように運用するかについて解説します。



1.フラグをメモしてキューにためる
 実際にはGMは頭の中で記憶しておくだけで特に文書に書いたりはしないのですが、慣れてないGMが同じやり方をするとルール処理やシナリオのイベント消化におおわらわになってるうちにどんなフラグが立ったか忘れてしまうことがよくあります。

 そして「あのGMはレスポンスが悪い」という悪循環に。

 というわけで、一度どんなフラグが立ったかメモしておくと良いと思います。フラグとして書く項目は以下の観点が良いでしょう。

1)フラグを立てた人は誰か(PC達でまとめてフラグを立てる、ということもある)
2)それはどんなアクションであったか?
3)フラグを立てられたNPCは誰か?
4)そのNPCはフラグ立てに対してどんな感情を抱いたか?
5)どんなリアクションを返すか?(予定/結果)
 →5)については後で記載でも良い

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2.リアクションすべきフラグを選別する
 どのくらいの細かさでフラグを立てるかという精度によってフラグの数は変わりますが、全部のフラグに対して100%リアクションすることは不可能なので、選別をします。以下の観点で選別します。

1)各PC/PLになるべく均等にリアクションを返すようにすること
 →特に「回数」の観点で、均等な回数リアクションを返すようにすること。積極的に関わったPC/PLに対してはリアクションの回数を増やすのではなく、リアクションの“密度/濃度”を上げることで答えるようにする。ただ難しいのは回数が多いからと言ってそれが濃いフラグ立てとは限らないという点である。
 例)感謝の意を表すために……
  薄い場合:「ありがとう」と言う
  濃い場合:何も言わず抱きつく

2)シナリオに記述済みのリアクションがあれば、それに則るようにする
3)リアクションを返したいNPCを一通り網羅すること(主要NPCと脇役NPCで機会/濃度に差がつくのはしょうがないが、できれば全部にリアクションをする機会を与えること)

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3.リアクションの内容は、当事者の観点に立って「主観的」に判定する
 コミュニケーションの重要なところは「主観的で基準がキャラクターごとに異なる」というところです。このキャラクターはこういう基準で判定するという基準の違い自体がキャラクターの面白みとなります。ここはGMがキャラの設定を鑑みつつ主観的に判定しましょう。

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4.フラグ立て→リアクションの構図はストーリーにおける「(PLが自発的に提示する)伏線張り→回収」と同じものであり、かつTRPGにおけるコミュニケーションそのものである

 ……と、僕は考えてます。きちんとアンテナを立ててフラグを拾いましょう。フラグを受け取ったら必ずリアクションを返しましょう。その双方向のやり取りが成立して初めて「コミュニケーションが成立した」と言えると思います。

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5.フラグ管理というのは、タイムラグのあるアクション/リアクションである
 結局TRPGにおける「コミュニケーション」って何って言うと、

・アクションしたら必ずリアクションがあること

だと思うんですよ。で、「フラグ管理」というのはアクションに対して、すぐには反応がないが、後で時間が経ってからリアクションがある。で、すぐにリアクションを返すのと違うのは、リアクションを返すまでの「間」「猶予」によって人間関係なり想いといったものが熟成されて、(一見ごくさりげない反応にしか見えないかもしれないが)厚みのあるリアクションが返ってくるようになるところが面白いかなあと思います。


それでは
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by namizusi | 2007-03-16 12:48 | TRPG


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