R&Rのマスタリング論とルール改変の扱いについて:(・_・)

立ち読みですみません^^;

もののけこやけ購入。
T&Tを買うべきかかなり悩んで寝かせることにする。T&Tはある意味先端的システムだと思うののでプレイ感覚を覚えておいて損はないと思うのだが、個人的に「これを死んでもやってみたいぜー!」という面白ギミックが見当たらないのがネックである。むう。

以下、解説のために「パヒューム」という映画のネタ割れをしているので注意してください。



マスタリング論の話があって面白く読んだのだが(ゴールデンルールがらみの話も結構あり)みんなが楽しむために~という大前提の辺はいいとして、ルール改変についての扱いが天羅WARと比べると退化していて笑っちゃいつつ。

んで、ルール改変についてはかなりデリケートな問題となるので一度分析しておくべきであろう、ということで分析しておく。何がデリケートな問題になるかというと

・PLはルールに則ってきちんと考えてプレイしたつもり
・にもかかわらずGMの絶対権限を振りかざしていきなり却下されたり、実はローカルシナリオルールでこうなんだよ、とか言われる。PLの誠実なアクションを拾わない実に悪質な齟齬である。
・ローカルルールはシナリオの核となるネタに関わることがあり、事前に公開されない(できない)ことがある

という辺ですな。

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1.事前に考えるべきこと
 ローカルルールとか特殊裁定をする場合、まず事前に以下のことを検討して欲しいものです。

1)それは既存のルールに合わせて調整しても実現できないか?
2)それはほかのシステムでプレイした方が向いていないか?
3)それはPL側に事前に公開できないか?

優先順位は1)~3)です。

・ルールどおりで行けるならルールどおりに処理したほうが望ましい。
 →識者に確認しましょう。ネットで聞くという手もあります。ルールブックを読んで最低限の確認をするのはGMの義務です。

・ルールどおりでできないのであれば、そのシステムでプレイするには向いていない公算が高い。別の実現可能なシステムを探した方が望ましい
 →他のルールを覚える手間がネックとなります。これも調べてわからなかったら識者に確認するのが良いでしょう。ネットで聞いても良い。いろいろな都合があって他のシステムに乗り換えるのが困難な場合(キャンペーンをやってるとか)でも、他のシステムで希望している処理を再現しているものを発見して確認すれば「どういうバランス感覚でプレイすれば程よくゲーム性を保ちつつうまく運用できるか」の参考になります。

・公開できるなら公開した方が良い
 公開しておけば「納得して参加しているはずである」ということで了解を得られます。問題があれば、事前に調整/すり合わせも可能。ということで、公開できるなら公開したほうが良いかと。

・せめて話し合って了承を得る

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2.それでもやっぱり隠蔽しなくちゃならん
 1.の検討を行って、ルールがないのを確認し、とりあえずバランス調整をした。公開はネタの問題で不可能、というときにどうやって導入するかですが、

・伏線を張る

のが重要ですかね。シナリオの都合で独自のルール的動きがあるのであれば、それが今回の物語世界では成立するという伏線を張る必要があります。まあ「義務」と思って自身に枷をかけて検討するのがよろしいです。例えば先日見たパヒュームという映画では

・匂いによって人々の「愛」を抗いがたく喚起し、自在に操れるようになる

という効果が最後の劇的なクライマックスになるのですが、この辺の効果が事前に伏線が張られてないので「何じゃそりゃ」ということになるわけですな。しかし、事前に

・とても良い匂いの香水の威力で動物を操ることができた
・長く使い続けて中毒になって奇異な行動をするようになった
・主人公がためしに匂いをかいでおかしくなってしまった

……とかいうような伏線を張っていれば、「あそこであんな強力な効果があったんだから、最後に熟成された香水の力を使えば皆を操れても不思議じゃないな」という説得力を出すことができるようになります。ここがとても重要ですし、TRPGにおける「共通認識の形成」の目指すべき最大目標の一つとなります。

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3.まとめ
 ということで、特殊運用/ルールを入れなくちゃならないときは、まず、本当にそれが必要なのかどうか、よく検討しましょう。そしてどうしても必要であれば、必ず伏線を張るようにしましょう。伏線を張るために何シーンか消耗されますが「それは必要な消耗です」。うまくシナリオに組み込みましょう。そういう「枷」をかけることでむしろシナリオは説得力を増し、より面白くなります。楽しんで枷を入れるべきです。

 で、どうしてもうまく組み込めそうになかったら実際のセッションでもうまくいきません。あきらめましょう。使えないネタをばっさり切るのもGMの重要な技量のひとつです。

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4.例外措置
 プレイしたら問題がおきて、ルールを調べてる時間もない場合。そういう時はしょうがないでしょうな。PLに謝って了承を得ましょう。例外措置をやるのは「悪いことだ」認識してやるべきだと思います。少なくとも僕はそう思っています。結果に困ってGMが巻き戻しするとかな!


以上
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by namizusi | 2007-04-07 18:48 | TRPG


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