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PC3からシナリオを作る:(・_・)

深淵オンセ、ぼちぼち進行中。

いろいろ爆発したり、あんなことやこんなことがわかって命が削れたり。世界が滅ぶ危機を3回くらい回避したり。

なんか、深淵をやるといつもダイス目とカードの引きが運命的にすごく危険な出方をするので(ピンポイントでファンブルするとか、クリティカルするとか、蒼白たる龍王が出るとか)楽しいやら、はらはらするやら。

そんな感じですわ。



今回のシナリオ構成は、

・序盤でPLが何らかの判断に必要な情報を全て叩き込む
・序盤でPL同士が前部ぶっちゃけて目的のぶつかる部分でPC間戦争をし始めると速攻でセッションが終わりに可能性あり

という、コンベでやったら最悪開始30分でセッションが終わっちゃうんじゃないかという、超前のめり、時間計算のしづらい構成にしたのですが、まあ、オンセで複数回セッション前提でずるずる遊ぶつもりであればこういうやり方もできるということで。

速攻で終わってしまうという事態を「可」とするのであれば、高確率でかなり熱いホットスタートに出来るので時々使います。ひやひやしながら(笑。結局展開としては一番辛くて長い道を進むことになりそうで、とても楽しみです(邪笑。

あと、深淵第2版だと、運命をPLが選べるようになったので

「何でこんなひどい運命になったんだー!」
「その運命を選んだのは君だ!」

という感じに、まさに自業自得として処理できるのでマスターが楽ですな。

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それはさておき、今回のシナリオはPC3の話をメインに組み立てたというか、結果的にそうなったんですけど。元々メインの話を考えていて、PC1かPC2辺りにしようかと思ってたのですが、よくよく考えると汚れ役だし、一般的?な認識としてはPC3あたりにするのが良さげに見えたというか。で、単純でわかりやすい主人公系ヒロイン系でPC1&PC2を押さえてPC4だけ少し自由な立ち位置にしてみたら各PCがそれぞれ面白い課題があってなかなか良い構成になったように思います。

脇役系PCの話を組み立ててから、スタンダードな主人公系をPC1&PC2で押さえて、PC4だけはゆるめに自由にプレイできる感じに設定すると、

・全PCが比較的高いモチベーションでそれぞれ活躍できるシナリオ

というのが、かなり作りやすいように思いました。結構いい手法かも。

そもそもGM様の考える素晴らしい物語って、必要以上に複雑で、登場人物が無駄に多くて、TRPGの実プレイで困難な話になることが多いと思うんですよね。そういうのを詰め込んでPC1にしてしまうと、PC1の負荷がやたらと大きくなり、話を思惑通り沿わせるために強制力が強くなり、PC1のGMの負荷が増えると他のPC2~の設定がおざなりになって、メインストーリー以外は薄い話になりがちだと思います。

まあ、そういうやり方はそれはそれで良いと思うんですけど。

TRPG的にはせっかくセッションの主要キャラをプレイしてくれる人が3~5人とか集まってくれたんですし、それぞれ活躍してもらうには群像ものみたいな話をしたくなる(非パーティー制の場合、特に)と思うんですが、群像もので上手くつじつまの合った話を考えるのって難しいので、

・1本メインストーリーを考える
・どうせ最初考えた話は複雑すぎるし認識が偏っているので(笑)、それをPC3の話にする
・PC3の話よりももっと単純でわかりやすくしたストーリーラインでPC1、PC2の話を考える。このPCってばっかじゃね?と突っ込みたくなるくらい単純明快でわかりやすい立ち位置にする。キャラの掘り下げはきっとPLがやってくれるであろう
・PC4くらいはゆるく自由に遊べるようにしておくか

という手順で考えてみるのは良い感じに思いました。

PC3って言う立ち位置は、すれた、慣れた人が選んでくれがちなので、多少複雑で難しい立場でも何とかやってくれる(というかそういうのを楽しみたそうな人があえて選ぶ立ち位置というか)ように思います。なので当初考えた、PL視点からするとややこしい立ち位置、ストーリーラインもPC3をやろうと言うような人ならクリアしてくれる公算が高いかと。仮に失敗したとしてもセッション的には「サブエピソード」の位置づけになるので、セッション全体としての成功・失敗に与える影響が少なくなる。

同じ話がぐるぐる回ってますな(笑

まとめると、脇役の話をしっかり作ってから、単純でわかりやすい主人公系を押さえる感じにすると、全PCが活躍しやすい群像ものの物語構成が作りやすいと思いました。


そんなところで
by namizusi | 2008-03-03 02:01 | TRPG


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