2006年 07月 17日 ( 4 )

夏化粧:(;_;)

夏化粧(文庫版)
夏化粧(単行本版)

単行本ですでに読んでたのですが、文庫版が売ってるのを見て何となく購入。
何度読んでも、笑って笑って泣ける。
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by namizusi | 2006-07-17 19:28 | ストーリーメディア

TRPGにおける愚行権:(^_^)

 僕にとってはTRPGというのは思考実験の場なのでこういうくだらない事ばかり考えているのですが、TRPGの特徴として

・理論上実現可能なことは実際のセッションでも発生することがありえる
・理論上実現可能なことは実際のセッションでも意図すれば実現可能である

というところがあるので、現実の事象に対して空論を考えるよりは100倍くらいマシだと思っているのですが、それはさておき「愚行権」について。

 「愚行権」というのは倫理学の世界では「理性的に判断できるいい大人が、それは愚かな行いだとわかっているが敢えてそれを実行する権利」のコトをさすようです。具体例を上げると

・喫煙の権利

煙草を吸うと健康に害があり、自身の寿命を縮めることになりかねないと明確に分かっているのですが、日本ではそれでも喫煙する権利が認められています。

 さて、「愚行」というのは

・最大多数の最大幸福

という観点から言うと「悪」になります。というのは、例えば喫煙で禁煙場所で無理やり喫煙すればもちろん「他人に迷惑が掛かる」ため「悪」となりますし、ちゃんと配慮して喫煙していい場所で喫煙し、かつ自分以外の誰にも迷惑をかけなかったとしても

・自分自身に迷惑をかける=自分自身の幸福が減少する(将来的に)

ということで、自分自身の幸福が減少すれば全体の幸福の量も減少する訳で、結局誰に迷惑をかけなくても全体としての幸福の量を減らすという事で

・悪

という事になります。ただし、現代の法制度では他人に迷惑をかけないのであれば自身を不幸にする事は法では制限せずに全て「自己責任」ということにするようですな。

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1.TRPGにおける愚行権
 では、TRPGで愚行権はどういう扱いになるかというと、TRPGの場合には

・PLが愚かな行為をする
・PCが愚かな行為をする

の2つのレベルが存在し、それぞれ取り扱いが変わります。

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2.PLの愚行権
 TRPGではなく、一般的な「ゲーム」という観点からすると、PLに愚行権は認められません。というのは「(競争原理を導入した)ゲーム」というものは、基本的に

・PLが全員可能な限りの手段を用いて勝利を目指す

という事を前提にゲームの体系が作られ、バランス調整がされているからです。PLが意図的に「愚行権」を行使した場合(例えば「もうめんどくさいからわざと負けよう」とか思ってわざと手抜きプレイをする)、

・ゲームバランス自体が破壊されてしまう

ことになります。ゲームそのものを台無しにされた状況で勝って嬉しいでしょうか?そんなわけで、基本的にTRPGがゲームであると考えるのであれば、PLが愚行をする事は認められません。ゲームではないと考えられるのであれば、認められますな。いわゆる接待プレイという奴でしょうか。

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3.PCの愚行権
 次にPCの愚行権について。これは3つに分類できます。

1)GMから要請されるPCの愚行の義務
2)意図的でないPCの愚行の権利
3)意図的なPCの愚行の権利

微妙なのは、2)と3)は外部から識別できないし、PL当人にとってもどちらなのか分からない事がある、という所でしょうか。

3-1.GMから要請されるPCの愚行の義務
 具体的に言うと

「君のPCは粉塵爆発なんて概念は知らないから、そこで粉塵を発生させて爆破で危機を脱するなんて芸当は出来ないよ」

というようなケースですな。まあ、これはGMがゲームを制御するための必要要素なので基本的に守らなくてはなりません。GMの要請する制限がルールに書かれていない事項の場合は交渉の余地がある場合があります。

3-2.意図的でないPCの愚行の権利
 例えばPCの話すNPCが敵のスパイだと分かってるはずなのにうっかり重要な情報をPCが喋ってしまったとかいうケース。これについては

・制限不可能。不可避な不確定要素である

ということで、ほぼ全てのシステムでその愚行権が認められています。唯一認められていないのは「PARANOIA」だけですな。誤りは反逆です。Zap!Zap!Zap!

3-3.意図的なPCの愚行の権利
 これを認めるかどうかというのは基本的にTRPGシステムには記述にしようがないと思います。マスタリング技術、もしくはGMの度量の大きさを測る指針と言いましょうか。例えば

・僕のPCはパン屋だからそんな事はしないよ

というのは「PCの愚行権」の範疇の問題として扱えると思います。この問題に対して現代の倫理学的法制度的対処法はどうなるかというと

・全て自己責任である

ということになるので、冷徹に言うならそのPCがセッションで取り残されて寂しい思いをするのも全て「自己責任」なのでGMがそのPCを救済しようとか考える義務は一切ない、という事になると思います。(実際はさすがにそういう訳にもいかないので、ある程度フォローを考えた方がいいと思いますけど)

 ただ、この手の「愚行権」の行使というのは

・PLは自分のPCをそういうイメージと考えているという表明である
・PLはそうすることでセッションがより面白くなるかもしれないと考えている

という意図を含んでいる事があるので、ある程度マスタリングが上手くなってさまざまな状況に対処できるようになったら、話し合ってその辺の意図を汲めるか考慮できるようになるとより良いと思います。


そんな感じで
んじゃ
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by namizusi | 2006-07-17 17:03 | TRPG

見えない人影 (Tokuma novels 各務原氏の逆説):(・_・)

見えない人影 (Tokuma novels 各務原氏の逆説)

暇つぶし本。最近のミステリ作家でガチガチの本格派というと有栖川有栖か、この氷川透あたりになると思われる。メインプロットは相変わらずガチで、もうまるっきり、おどろおどろしい舞台設定とか驚愕のトリックとか予想外の犯人とか、そういう要素は捨て去って、純粋にフーダニット(犯人当て)にポイントを絞った作品になっていて、そういうのが好きな人には良いようななんと言うか。

「各務原氏」が出てくるシリーズは学園者でライトのベル傾向の書き方をしているので、こういうのを見ると普通の学園物の甘っちょろい本をきっちり読んでスッキリしたいなあとか実に思うのだが。ミステリの約束で、序盤の背景設定が必ず壊されて最終的に立ち位置が変わってしまうというところがあるので、学園もので続き物でミステリやるのは難しいなあと。

そんな感じで。
んじゃ
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by namizusi | 2006-07-17 15:48 | ストーリーメディア

旅(2):(・_・)

やっと北海道上陸しました。
回転寿司は、「ちっさ~」「ネタの斬り方が駄目だろ~」と思いましたがもともとのネタが良ければそれでもそれなりに美味い模様。
北海道に来た途端快晴でいい天気でした。あと、道が広くて景観が広大である。
ほんのちょっと海を渡っただけでずいぶん変わるものだ。
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by namizusi | 2006-07-17 15:29 | 雑感